外壁塗装のおすすめ塗料を厳選して紹介!塗料選びのポイントも解説

「おすすめの塗料が知りたい」
「自宅の外壁に合う塗料を選びたい」
外壁塗装を検討している中で、このように感じている方もいるのではないでしょうか。
たとえ高価で高性能な塗料を使用しても、外壁材や使用環境に合っていなければ性能は十分に発揮できません。
外壁塗装で失敗しないためには、環境に合った適正な塗料を選ぶことが大切です。
本記事では、外壁塗装におすすめの塗料を厳選して紹介いたします。
塗料の選び方もお伝えしますので、あなたのご自宅に合った塗料選びのヒントになります。
ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装におすすめの塗料

ご自宅の外壁材の特性や使用環境に適した塗料を選択することが大切です。
迷わずに塗料が選択できるように、おすすめの塗料製品を6つに厳選して紹介します。
以下が外壁塗装におすすめの塗料です。
・エスケープレミアムシリコン
・エスケープレミアム無機
・スーパーセラタイトF
・エスケー弾性プレミアムシリコン
・エスケープレミアムシリコンBIO
・キクスイガイナ
それぞれの特徴と、どのような方におすすめできる塗料か解説していきます。
エスケープレミアムシリコン
エスケープレミアムシリコンは、エスケー化研から販売されているシリコン塗料です。
塗膜を劣化させる要因(ラジカル)を抑制するための「ラジカル制御性能」が付与されています。
特徴は以下の通りです。
・紫外線による劣化が少ない
・チョーキングが発生しにくい
・フッ素塗料や無機塗料と比較すると安価
・艶あり、半艶、3分艶、艶消しタイプが選択できる
・期待耐用年数は14~16年
施工費用を抑えつつ、性能のいい塗料を使用したい方におすすめです。
塗膜を劣化させる要因(ラジカル)を抑制するための「ラジカル制御性能」が付与されています。
特徴は以下の通りです。
・紫外線による劣化が少ない
・チョーキングが発生しにくい
・フッ素塗料や無機塗料と比較すると安価
・艶あり、半艶、3分艶、艶消しタイプが選択できる
・期待耐用年数は14~16年
施工費用を抑えつつ、性能のいい塗料を使用したい方におすすめです。
エスケープレミアム無機
エスケープレミアム無機は、エスケー化研から販売されている無機塗料です。
塗膜を劣化させる要因(ラジカル)を抑制するための「ラジカル制御性能」が付与された無機塗料です。
特徴は以下の通りです。
・汚れが付着しにくい
・無機塗料のため、カビやコケ、藻などが発生しにくい
・耐用年数が長く、塗装が長持ちする
・艶あり、半艶、3分艶タイプが選択できる
・期待耐用年数は18~20年
耐用年数が非常に長く、塗装が長持ちします。
メンテナンス頻度を減らしたい方や、ご自宅の湿度が高くてカビの発生が心配な方におすすめです。
塗膜を劣化させる要因(ラジカル)を抑制するための「ラジカル制御性能」が付与された無機塗料です。
特徴は以下の通りです。
・汚れが付着しにくい
・無機塗料のため、カビやコケ、藻などが発生しにくい
・耐用年数が長く、塗装が長持ちする
・艶あり、半艶、3分艶タイプが選択できる
・期待耐用年数は18~20年
耐用年数が非常に長く、塗装が長持ちします。
メンテナンス頻度を減らしたい方や、ご自宅の湿度が高くてカビの発生が心配な方におすすめです。
スーパーセラタイトF
スーパーセラタイトFは、エスケー化研から販売されています。
無機成分を複合した「ラジカル制御性能」付きのフッ素塗料です。
特徴は以下の通りです。
・汚れが付着しにくい
・無機成分が入っているため、カビやコケ、藻などが発生しにくい
・耐用年数が長く、塗装が長持ちする
・無機塗料に比べて、ひび割れが発生しにくい
・艶あり、半艶、3分艶タイプが選択できる
・期待耐用年数は18~22年
メンテナンス頻度を減らしたい方や、ご自宅の美観を長く保ちたい方におすすめの塗料です。
無機成分を複合した「ラジカル制御性能」付きのフッ素塗料です。
特徴は以下の通りです。
・汚れが付着しにくい
・無機成分が入っているため、カビやコケ、藻などが発生しにくい
・耐用年数が長く、塗装が長持ちする
・無機塗料に比べて、ひび割れが発生しにくい
・艶あり、半艶、3分艶タイプが選択できる
・期待耐用年数は18~22年
メンテナンス頻度を減らしたい方や、ご自宅の美観を長く保ちたい方におすすめの塗料です。
エスケー弾性プレミアムシリコン
エスケー弾性プレミアムシリコンは、エスケー化研から販売されているシリコン塗料です。
塗膜を劣化させる要因(ラジカル)を抑制するための「ラジカル制御性能」が付与されています。
特徴は以下の通りです。
・塗膜に伸縮性があるため、ひび割れが発生しにくい
・艶あり、半艶、3分艶タイプが選択できる
・期待耐用年数は14~16年
エスケー弾性プレミアムシリコンは、コンクリートやモルタルなどのひび割れが発生しやすい外壁への使用におすすめです。
塗膜を劣化させる要因(ラジカル)を抑制するための「ラジカル制御性能」が付与されています。
特徴は以下の通りです。
・塗膜に伸縮性があるため、ひび割れが発生しにくい
・艶あり、半艶、3分艶タイプが選択できる
・期待耐用年数は14~16年
エスケー弾性プレミアムシリコンは、コンクリートやモルタルなどのひび割れが発生しやすい外壁への使用におすすめです。
エスケープレミアムシリコンBIO
エスケープレミアムシリコンBIOは、エスケー化研から販売されているシリコン塗料です。
特徴は以下の通りです。
・防カビ性能、防藻性能が高い
・防カビ、防藻効果が長持ちする
・従来の防カビ塗料よりも紫外線や降雨による劣化が少ない
・期待耐用年数は14~16年
「ラジカル制御性能」が付与されているのも大きな特徴です。
ご自宅の湿度が高かったり日当たりが悪かったりして、カビや藻の発生が心配な方におすすめの塗料と言えます。
特徴は以下の通りです。
・防カビ性能、防藻性能が高い
・防カビ、防藻効果が長持ちする
・従来の防カビ塗料よりも紫外線や降雨による劣化が少ない
・期待耐用年数は14~16年
「ラジカル制御性能」が付与されているのも大きな特徴です。
ご自宅の湿度が高かったり日当たりが悪かったりして、カビや藻の発生が心配な方におすすめの塗料と言えます。
キクスイガイナ
キクスイガイナは「日進産業」と「菊水化学工業」の共同販売製品で、菊水化学工業から販売されています。
セラミックとアクリル樹脂を混ぜ合わせた高性能な塗料です。
特徴は以下の通りです。
・遮熱性能と断熱性能が優れているため、夏は涼しく冬は暖かい
・結露が発生しにくい
・紫外線によるダメージが少ない
・防音効果がある
・艶なしでマットな仕上がり
・高価格で高性能
・期待耐用年数は15~20年
キクスイガイナは、快適な環境で毎日を過ごしたい方におすすめできる塗料です。
セラミックとアクリル樹脂を混ぜ合わせた高性能な塗料です。
特徴は以下の通りです。
・遮熱性能と断熱性能が優れているため、夏は涼しく冬は暖かい
・結露が発生しにくい
・紫外線によるダメージが少ない
・防音効果がある
・艶なしでマットな仕上がり
・高価格で高性能
・期待耐用年数は15~20年
キクスイガイナは、快適な環境で毎日を過ごしたい方におすすめできる塗料です。
外壁塗装に使用する塗料の選び方

・外壁材と相性がいい塗料を選定する
・価格と耐用年数のバランスを考慮する
・助成金受給の対象となるかで選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
外壁材との相性がいい塗料を選定する
外壁材にはさまざまな種類があり、それぞれ性質が異なります。
高性能な塗料を使用しても外壁材との相性が悪ければ、性能が無駄になりかねません。
外壁材に適した塗料を選択することが大切です。
外壁材の種類は以下の通りです。
・サイディング
・モルタル
・コンクリート
・ガルバリウム鋼板
・木材
たとえば、弾性塗料はひび割れが発生しにくいためコンクリートやモルタルの使用に適していますが、サイディングとの相性はいまいちです。
サイディングに弾性塗料を使用すると、熱による水蒸気で水膨れができてしまうからです。
外壁の材質や、使用環境に適した塗料を選定しましょう。
高性能な塗料を使用しても外壁材との相性が悪ければ、性能が無駄になりかねません。
外壁材に適した塗料を選択することが大切です。
外壁材の種類は以下の通りです。
・サイディング
・モルタル
・コンクリート
・ガルバリウム鋼板
・木材
たとえば、弾性塗料はひび割れが発生しにくいためコンクリートやモルタルの使用に適していますが、サイディングとの相性はいまいちです。
サイディングに弾性塗料を使用すると、熱による水蒸気で水膨れができてしまうからです。
外壁の材質や、使用環境に適した塗料を選定しましょう。
価格と耐用年数のバランスを考慮する
外壁塗装の施工費用をできる限り抑えたいと考える方は多いかと思われます。
しかし耐用年数を考慮せずに安価な塗料を選んでしまうと劣化が早くなり、結果的に高い費用を払うことになってしまう場合もあります。
一方で、必要以上に高性能かつ高価すぎる塗料を選ぶこともおすすめはできません。
価格と耐用年数のバランスがとれた塗料を選定することが大切です。
塗料の種類ごとの耐用年数は以下を参考にしてください。
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
これらの耐用年数はあくまで目安です。
製品ごとに付与されている性能や特性が異なるため、耐用年数も一律ではありません。
使用してみたい塗料製品の耐用年数を確認してみましょう。
しかし耐用年数を考慮せずに安価な塗料を選んでしまうと劣化が早くなり、結果的に高い費用を払うことになってしまう場合もあります。
一方で、必要以上に高性能かつ高価すぎる塗料を選ぶこともおすすめはできません。
価格と耐用年数のバランスがとれた塗料を選定することが大切です。
塗料の種類ごとの耐用年数は以下を参考にしてください。
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
これらの耐用年数はあくまで目安です。
製品ごとに付与されている性能や特性が異なるため、耐用年数も一律ではありません。
使用してみたい塗料製品の耐用年数を確認してみましょう。
助成金受給の対象となるかで選ぶ
住んでいる地域にもよりますが、省エネにつながる「遮熱塗料」「断熱塗料」は助成金の受給対象となる可能性があります。
塗料自体は高価でも、助成金を受給できて塗装も長持ちします。
長期的な目線でみると、お得になる可能性は高くなるでしょう。
ただし自治体によっては、受給対象となる塗料が指定されている場合があります。
住んでいる地域の「助成金の有無」と「受給条件」を確認しておきましょう。
塗料自体は高価でも、助成金を受給できて塗装も長持ちします。
長期的な目線でみると、お得になる可能性は高くなるでしょう。
ただし自治体によっては、受給対象となる塗料が指定されている場合があります。
住んでいる地域の「助成金の有無」と「受給条件」を確認しておきましょう。
塗料をDIYで外壁塗装するのはおすすめできない

理由は、以下のようなリスクがあるからです。
・転落事故により怪我をするかもしれない
・技術不足により耐久性が低くなる
・塗装の仕上がりにムラが出る可能性が高い
・完了するまでに時間がかかりすぎる
専門の塗装職人ではない初心者がDIYで外壁塗装をおこなうと、事故の恐れがあるだけではなく完成度も低くなります。
美観が損なわれ外壁の劣化も早くなるリスクもあるので、費用面でも大きく損をするかもしれません。
外壁塗装は、信頼できる専門の塗装業者に任せましょう。
おすすめの塗料を知ったうえで外壁塗装を依頼しよう

おすすめした塗料の特徴や性能を理解することで、あなたのご自宅にあった塗料に出会えるはずです。
安全かつ高品質に外壁を塗装するためには、DIYせずに専門の塗装業者に施工してもらうことが大切だと覚えておきましょう。
本記事を参考にして、信頼感のある業者へ外壁塗装の施工を相談してみることをおすすめします。
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