「外壁のコーキングがひび割れする原因を知りたい」
「ひび割れした時の対処方法や修理の注意点を知りたい」
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
外壁のコーキングにひび割れがあると雨漏りが起こりやすく、建物の耐久性が落ちてしまいかねません。
早急な対応をしていないと多額のお金が必要になるといったことが起こり得ます。
そこで本記事では、外壁のコーキングにひび割れが起こる原因と対処方法を紹介します。
コーキングに起こっているひび割れへの対処方法を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
外壁のコーキングがひび割れした時の補修方法として以下の2つが挙げられます。
・打ち替え
・増し打ち
それぞれの特徴を解説していくので、ひび割れの修復方法を知りたい人はぜひ参考にしてください。
外壁のコーキングがひび割れした時の対処方法として、コーキングを取り除いて新しいコーキングを充填する「打ち替え」が挙げられます。
打ち替えは手間と費用がかかる点がデメリットですが、古いコーキングがすべてなくなるため耐久性が高まる、というメリットがあります。
コーキングが一新されるため外観も良くなる可能性があり、ひび割れに悩んでいる多くの人におすすめできる対処方法です。
外壁のコーキングがひび割れした時の対処方法として「増し打ち」が挙げられます。
増し打ちとは、ひび割れの上から新しいコーキングを足す修理方法のことです。
既存のコーキングを剥がす手間がかからないため、費用が安く済むというメリットがあります。
ただし古いコーキングの上から新しいコーキングを付け加えるため、剥がれが発生するリスクがあります。
外壁のコーキングにひび割れがあると、隙間から雨漏りが起こりやすくなります。
加えて、雨漏りが起こると建材がカビてしまい結果、建物の耐久性が落ちる恐れがあります。
外壁のコーキングがひび割れしていることを確認した場合は、すぐに業者へ連絡して早急に対応しましょう。
外壁のコーキングがひび割れする原因は以下の3つです。
・施工不良
・経年劣化
・大雨や地震などの自然災害
それぞれ詳しく見ていきましょう。
外壁のコーキングがひび割れする原因として、施工不良が挙げられます。
施工不良の具体的な事例は、以下のとおりです。
・コーキングの選定ミス
・コーキング剤の量が不足している
・下地処理がうまくできていない
施工不良を防止するには自分で修理するのではなく、実績と技術力のある業者に依頼することが大切です。
DIYで修理を試みる人もいますが、慣れていない人が対応すると施工不良につながりやすいので、必ず専門の業者に依頼しましょう。
外壁のコーキングがひび割れする原因として、紫外線や湿度の変動による経年劣化が挙げられます。
ひび割れを放置していると見栄えが悪くなるだけでなく、症状が進行すると雨漏りの原因にもなり得ます。
そのため、業者へ連絡して早急な対応が必要です。
経年劣化している目印として「コーキングの厚みがなくなっている」「塗膜の剥離が起きている」といったことが挙げられます。
コーキングの経年劣化を放置していると修理費用が高くなるため、見つけ次第業者へ連絡することが大切です。
外壁のコーキングのひび割れは大雨や地震などの自然災害でも起こり得ます。
特に地震に関しては、コーキングのひび割れ以上に問題が発生しているケースもあります。
したがって、自然災害による外壁への不具合が発生したら、早急に業者へ連絡して建物の状態を見てもらいましょう。
外壁のコーキングのひび割れ修理を行う際の注意点は以下の4つです。
・空気や水分が入らないようにする
・アクリル樹脂系のコーキング剤は使用しない
・外壁に合った色を選ぶ
・高所作業は避ける
これから外壁のコーキングの修理を行おうと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
外壁のコーキング修理では、空気や水分が入らないように注意する必要があります。
空気や水分が入ると、粘着効果が弱まりひび割れが再発する可能性があるからです。
近年はYouTubeやインターネットで「自分で修理した方が費用を抑えられる」とDIYを試みる人が一定数います。
しかし、DIYで行うと技術や知識が不足しているため、施工不良を引き起こす確率が高まります。
修理でミスをして二次災害を起こさないためにも、DIYではなく業者に対応してもらいましょう。
外壁のコーキング修理で気をつけるべき注意点として、アクリル樹脂系のコーキング剤を使用しないことが挙げられます。
アクリル樹脂系のコーキング剤は、ウレタンやシリコン樹脂系と比べると耐久性が劣るためです。
ただしウレタンやシリコン樹脂系には、密着性が低いといったデメリットがあります。
専門的な知識がないと、コーキング剤選びで失敗してしまい施工不良が発生することも珍しくありません。
DIYの方が良いと考えている人もいますが、業者へ依頼するのが最適です。
外壁のコーキング修理で気をつけるべき注意点は、外壁に合った色を選ぶことです。
外壁に合った色でないと修繕した部分が目立ち、見栄えが悪くなってしまうからです。
例として以下の色が挙げられます。
・ホワイト
・グレー
・クリヤー
・ダークブラウン
・ニューグレー
10種類以上の色があるため、外壁に合った色を選択しましょう。
外壁に合う色がない場合には、缶入りコーキングに壁の色と近いものを混ぜるやり方があります。
ただし粘着性が落ちるリスクがあるため、専門知識のある業者への相談をおすすめします。
外壁のコーキング修理で気をつけるべき注意点として、高所作業を避けることが挙げられます。
高所作業は落下してしまうリスクがあり、仮に足場を作っても転落する可能性が0になるわけではありません。
DIYで修理を試みる人もいますが、おすすめはできません。
転落リスクだけでなく、修理する予定以外の部分を傷つける可能性、また専門知識がないためにうまく修理できないことが考えられます。
DIYで修理するのではなく、必ず専門業者へ依頼しましょう。
外壁のコーキングのひび割れ補修でDIYをおすすめしない理由
外壁のコーキングがひび割れした時にDIYをしない方が良い理由を2つ紹介します。
・ひび割れしていない部分が破損する可能性がある
・怪我をする危険性がある
それぞれ詳しく解説していきます。
DIYをしない方が良い理由として、ひび割れしていない部分まで破損する可能性が挙げられます。
専門知識がないため、情報が間違っているかの判断ができずに施工してしまうからです。
DIYでコーキング修理をすると、空気や水分が入り膨れを引き起こし、修理の工数が増える恐れがあります。
再修理になると追加費用も発生するので、自分で修理せず業者へ依頼することが大切です。
DIYをしない方が良い理由として、怪我をする危険性が挙げられます。
外壁のコーキング修理は高い場所で行うこともあるため、落下の危険性があります。
自分1人で作業していると落下しても気づいてもらえない危険性もあるため、DIYで修理は避けましょう。
業者へ連絡して対応してもらうことを強くおすすめします。
外壁のコーキングにひび割れが起こった時はすぐに業者へ相談しよう
本記事では外壁のコーキングにひび割れが起こった時の対処方法から原因などについて解説しました。
外壁のコーキングにひび割れが発生していると雨漏りの原因になり、建物の寿命を縮めるリスクがあるため、早急な対応が必要です。
自分で修理すると他の部分を破損する可能性や大きな怪我につながる危険性があります。
加えて施工不良が起これば、再修理するための費用が発生します。
予期せぬ費用が発生しないためにも、外壁のコーキング修理の際には必ず業者へ依頼することが大切です。
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