外壁のカビは早めの対応が大切!発生しやすい条件や予防策も解説
![完工写真](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/BJWV2942.jpeg)
外壁に生えたカビは家の外観を悪くするだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
カビが広がってしまう前に、早めに除去してしまうことが肝心です。
本記事では外壁のカビを除去する方法やカビが生えやすい条件、予防対策について解説します。
外壁のカビを除去する方法
![高圧洗浄](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/LINE_ALBUM_20230726_230728_14.jpg)
・高圧洗浄
・バイオ洗浄
どちらの方法も、高所での作業になると足場代がかかる場合があります。
また外壁の広さ・カビの進行度によっても費用が変わります。
カビが広がっていない状態であれば、自分で洗い流すのも方法の一つです。
しかし、強く擦りすぎたり強すぎる薬剤を使ったりしないよう、細心の注意が必要です。
心配な方は業者に依頼した方が安心できます。
高圧洗浄
高圧洗浄機を使用し、強い水圧で洗浄する方法です。
カビが軽度の場合、高圧洗浄を選ぶケースが多いです。
洗浄に使用する水は水道水を利用するため、洗浄にかかる費用のほか、水道料が増えるでしょう。
家庭用の高圧洗浄機もありますが、加減を間違えると外壁を傷めたり、塗料の保護膜を剥がしたりしてしまいます。
塗料が剥がれるとかえってカビが生えやすくなるため、注意してください。
カビが軽度の場合、高圧洗浄を選ぶケースが多いです。
洗浄に使用する水は水道水を利用するため、洗浄にかかる費用のほか、水道料が増えるでしょう。
家庭用の高圧洗浄機もありますが、加減を間違えると外壁を傷めたり、塗料の保護膜を剥がしたりしてしまいます。
塗料が剥がれるとかえってカビが生えやすくなるため、注意してください。
バイオ洗浄
バイオ洗浄は、高圧洗浄機と薬剤を使用して洗浄する方法です。
カビが塗膜や外壁内部にまで根を張っているような場合、高圧洗浄だけでは落としきれないためバイオ洗浄を選びます。
高圧洗浄より費用が高くなるのが一般的です。
薬剤塗布前・最後の洗い流しの2回洗浄するため、高圧洗浄より水道料金も増えるでしょう。
また飛び散った薬剤が家の庭木に当たり、悪影響を受ける可能性があります。
自宅だけでなく、近隣住宅の庭にも薬剤が飛ぶ可能性があるため、シート類での養生が必要です。
なおカビがかなり進行した状態だと、バイオ洗浄でも跡が残ってしまうケースがあります
その場合は外壁塗装を行うのも方法の一つです。
カビが塗膜や外壁内部にまで根を張っているような場合、高圧洗浄だけでは落としきれないためバイオ洗浄を選びます。
高圧洗浄より費用が高くなるのが一般的です。
薬剤塗布前・最後の洗い流しの2回洗浄するため、高圧洗浄より水道料金も増えるでしょう。
また飛び散った薬剤が家の庭木に当たり、悪影響を受ける可能性があります。
自宅だけでなく、近隣住宅の庭にも薬剤が飛ぶ可能性があるため、シート類での養生が必要です。
なおカビがかなり進行した状態だと、バイオ洗浄でも跡が残ってしまうケースがあります
その場合は外壁塗装を行うのも方法の一つです。
外壁のカビを早急に除去すべき理由
![施行前](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image2-e1692276810512.jpg)
・外観が悪くなる
・外壁、建物の劣化が早くなる
・アレルギーなどの原因になる
・長く放置すると完全除去が難しくなる
問題点を詳しく解説します。
外観が悪くなる
カビは条件が揃えばどんどん繁殖していくため、時間が経つほど広がって家の外観が悪くなります。
外壁は人目につきやすい場所のため、カビが放置されていると家のイメージを低下させてしまいます。
築年数が浅くても、カビが繁殖して黒ずんでしまえば、老朽化したような見た目になるでしょう。
外壁は人目につきやすい場所のため、カビが放置されていると家のイメージを低下させてしまいます。
築年数が浅くても、カビが繁殖して黒ずんでしまえば、老朽化したような見た目になるでしょう。
外壁・建物の劣化が早くなる
もともと外壁は、時間の経過とともに劣化するものです。
しかしカビが発生すると劣化が早くなり、もともとの耐用年数より短くなる可能性すらあります。
またカビには水分を保持する性質があり、常に外壁に水分が残った状態になります。
湿度の高い状態が続くと、外壁はもちろん建物の内部まで劣化が進む危険があるため注意しましょう。
しかしカビが発生すると劣化が早くなり、もともとの耐用年数より短くなる可能性すらあります。
またカビには水分を保持する性質があり、常に外壁に水分が残った状態になります。
湿度の高い状態が続くと、外壁はもちろん建物の内部まで劣化が進む危険があるため注意しましょう。
アレルギーなどの原因になる恐れがある
カビは胞子を作って繁殖するため、アレルギーの原因になる恐れがあります。
外壁に生えたカビでも、換気扇などを通じて室内に入り込む場合があり、呼吸とともに胞子を吸い込んでいるかもしれません。
アレルギー症状は、皮膚のかゆみ・せき・鼻炎・肺の疾患などさまざまです。
人によって症状の種類・程度は異なります。
喘息など、もともと疾患のある方が重症化する危険性もあります。
抵抗力の弱いお年寄り・小さな子どもがいる家庭でも注意が必要です。
外壁に生えたカビでも、換気扇などを通じて室内に入り込む場合があり、呼吸とともに胞子を吸い込んでいるかもしれません。
アレルギー症状は、皮膚のかゆみ・せき・鼻炎・肺の疾患などさまざまです。
人によって症状の種類・程度は異なります。
喘息など、もともと疾患のある方が重症化する危険性もあります。
抵抗力の弱いお年寄り・小さな子どもがいる家庭でも注意が必要です。
長く放置すると完全除去が難しくなる
カビは放置し続けると、広がるだけでなく深く根を張ってしまい、プロの技術でも完全に除去するのが難しくなります。
表面のカビだけ除去しても、根を除去しなければ再発してしまいます。
費用がかかるからとカビを放置しておくと、結果的に高くつく可能性があるため注意しましょう。
スポンジなどで擦ってもカビが落としきれない場合は、早めに業者へ依頼してください。
表面のカビだけ除去しても、根を除去しなければ再発してしまいます。
費用がかかるからとカビを放置しておくと、結果的に高くつく可能性があるため注意しましょう。
スポンジなどで擦ってもカビが落としきれない場合は、早めに業者へ依頼してください。
外壁にカビが発生しやすい条件
![中区土田の壁の亀裂](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/IMG_6341-scaled.jpg)
・日当たりが悪く湿気が多い
・周囲に植物が多い
・外壁に凹凸が多い
条件を満たしやすい地面に近い場所・室外機や物置の裏・北向きの外壁などに、カビが生えている可能性があります。
心配な方は確認しましょう。
日当たりが悪く湿気が多い
カビは日当たりが悪く、湿気が多い場所に発生しやすい性質があります。
北側の壁、隣の建物で日光が届かない場所などです。
また、建物が密集していて風通しが悪い場所も湿気がこもりやすくなります。
近くに川・池・田んぼがあると、ほかの地域に比べて湿度が高くなりがちです。
結露しやすい家も湿度が高く、カビが発生しやすいため注意しましょう。
北側の壁、隣の建物で日光が届かない場所などです。
また、建物が密集していて風通しが悪い場所も湿気がこもりやすくなります。
近くに川・池・田んぼがあると、ほかの地域に比べて湿度が高くなりがちです。
結露しやすい家も湿度が高く、カビが発生しやすいため注意しましょう。
周囲に植物が多い
家の周りに背の高い木が多いと日光が届きにくく、湿度が高くなりやすいです。
また、庭木や周囲の植物にカビの菌が付着している場合もあります。
植物に付着しているカビの胞子が風に乗って飛ばされ、外壁で広がるケースもあります。
また、庭木や周囲の植物にカビの菌が付着している場合もあります。
植物に付着しているカビの胞子が風に乗って飛ばされ、外壁で広がるケースもあります。
外壁に凹凸が多い
凹凸の多い外壁は、雨水や汚れが溜まりやすいためカビが好む環境になりやすいです。
また、空気中を浮遊しているカビの胞子が付着しやすくなります。
以下のような壁が該当します。
・モルタル外壁
・コンクリート壁
・凹凸のあるデザインのサイディング外壁
・スタッコ塗装
・セラミック塗装
・リシン塗装
劣化して塗膜が剥がれてくると、汚れやすくカビが発生しやすくなります。
ヒビ割れが生じると隙間に雨水が残りやすく、カビの胞子も付着しやすいため早めの修繕がおすすめです。
また、空気中を浮遊しているカビの胞子が付着しやすくなります。
以下のような壁が該当します。
・モルタル外壁
・コンクリート壁
・凹凸のあるデザインのサイディング外壁
・スタッコ塗装
・セラミック塗装
・リシン塗装
劣化して塗膜が剥がれてくると、汚れやすくカビが発生しやすくなります。
ヒビ割れが生じると隙間に雨水が残りやすく、カビの胞子も付着しやすいため早めの修繕がおすすめです。
外壁の汚れがカビ以外のケース
![中区土田壁塗装前の壁](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/IMG_6371-scaled.jpg)
それぞれ広がり方・繁殖方法が異なるため、除去や予防方法も異なります。
苔・藻は植物の一種で、光合成を行うため緑がかった色をしています。
また、比較的日当たりのよい場所で発生している場合は、苔・藻の可能性が高いでしょう。
一方で黒・赤・白など、植物とは思えない色をしている場合はカビの可能性が高くなります。
カビだけでなく苔・藻も外壁を劣化させる原因になるため、放置はせず早急に対応しましょう。
また空気中のチリ・ホコリ・廃棄ガス・砂埃が付着し、外壁が黒ずんでいくケースもあります。
高圧洗浄で簡単に除去できますが、そのままにしておくと水分が溜まりやすくなり、カビの発生を誘発する恐れがあるため注意してください。
外壁のカビを予防する方法
![image4](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image4.jpg)
カビが生えやすい立地の場合は再発しやすいかもしれません。
何度もクリーニングを行うと費用もかかるため、予防対策を考える必要があります。
方法としては以下のようなものがあります。
・外壁塗装をする
・外壁の素材を変える
・外壁の風通しをよくする
定期的なメンテナンスを行い、カビの予防や早めの対策が重要です。
外壁塗装をする
外壁を洗浄して劣化した箇所を補修したあと、外壁塗装を行う方法です。
バイオ洗浄をしてもカビの跡が残ってしまった場合も、外壁塗装を行うと壁が美しさを取り戻せるでしょう。
低汚染塗料は外壁に汚れが付きにくくなるため、カビを防ぐ効果が期待できます。
防カビ効果のある塗料・添加剤を使用すると、カビが発生しにくい外壁になります。
光触媒塗料はセルフクリーニング効果があり、ホコリや汚れを寄せ付けません。
塗料のツヤありタイプも、汚れや水が溜まりにくいため候補の一つとして検討してください。
バイオ洗浄をしてもカビの跡が残ってしまった場合も、外壁塗装を行うと壁が美しさを取り戻せるでしょう。
低汚染塗料は外壁に汚れが付きにくくなるため、カビを防ぐ効果が期待できます。
防カビ効果のある塗料・添加剤を使用すると、カビが発生しにくい外壁になります。
光触媒塗料はセルフクリーニング効果があり、ホコリや汚れを寄せ付けません。
塗料のツヤありタイプも、汚れや水が溜まりにくいため候補の一つとして検討してください。
外壁の素材を変える
外壁には、カビが発生しやすいもの・発生しにくいものがあります。
カビが発生しにくい壁は凹凸が少なく、水や汚れが溜まりにくいものです。
・金属系のサイディングボード
・タイル
・低吸水性タイプのレンガ
・ガルバリウム鋼板
外壁の劣化が進んでいたり何度もカビが再発したりする場合、外壁のリフォームも対策の一つとして検討してください。
カビが発生しにくい壁は凹凸が少なく、水や汚れが溜まりにくいものです。
・金属系のサイディングボード
・タイル
・低吸水性タイプのレンガ
・ガルバリウム鋼板
外壁の劣化が進んでいたり何度もカビが再発したりする場合、外壁のリフォームも対策の一つとして検討してください。
外壁の風通しをよくする
カビは湿度の高い場所に発生します。
そのため、エアコンの室外機の裏や物置の陰に発生する場合もあります。
カビが再発しないよう、風通しをよくするために物の配置を変えるなど対策を考えましょう。
一度カビが生えた場所は根が残っている可能性があるため、こまめにチェックすると安心です。
防カビ効果のある塗料を使っての外壁塗装や、カビが生えにくい壁材へのリフォームといった方法もあわせて検討してください。
そのため、エアコンの室外機の裏や物置の陰に発生する場合もあります。
カビが再発しないよう、風通しをよくするために物の配置を変えるなど対策を考えましょう。
一度カビが生えた場所は根が残っている可能性があるため、こまめにチェックすると安心です。
防カビ効果のある塗料を使っての外壁塗装や、カビが生えにくい壁材へのリフォームといった方法もあわせて検討してください。
外壁のカビ除去はプロに依頼すると安心・確実
![image](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image5-e1692275915438.jpg)
しかし知識のない状態でカビを除去すると、外壁が傷ついてしまう可能性があります。
外壁に傷がつくと、かえって修繕費用がかかり時間も無駄になるでしょう。
外壁にヒビ割れが生じているなど、劣化症状が見られる場合は修繕の必要もあるため、プロへの依頼が確実です。
カビの除去や外壁補修の実績をもつ、信頼感のある専門業者に依頼しましょう。
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