外壁材の種類と特徴を徹底解説!選ぶ際のポイントもあわせて紹介
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「外壁材の選び方は?」
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
外壁材はそれぞれに特徴があり、メンテナンス周期も異なります。
選び方を間違えると見栄えが悪くなるだけでなく、費用が多くかかってしまうなど様々なデメリットがあります。
それぞれの外壁材の特徴を把握しておくことは非常に大切です。
本記事では、外壁材の種類と選び方を解説します。
これから外壁を変えようとしている人はぜひ最後までお読みください。
外壁材の種類

・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング
・モルタル
・ALCボード
・タイル
それぞれの特徴を詳しく解説します。
窯業系サイディング
窯業系サイディングはコストパフォーマンスが良い外壁材です。
メンテナンス周期は7~10年と他の外壁材と比べると平均的ではあるものの、防火性が優れています。
窯業系サイディングは日本窯業外壁協会によると戸建住宅市場の78.4%のシェアを誇るとデータで報告されています。
外壁材の選びで失敗したくない人やコストパフォーマンスの良いものを探している人にはおすすめです。
メンテナンス周期は7~10年と他の外壁材と比べると平均的ではあるものの、防火性が優れています。
窯業系サイディングは日本窯業外壁協会によると戸建住宅市場の78.4%のシェアを誇るとデータで報告されています。
外壁材の選びで失敗したくない人やコストパフォーマンスの良いものを探している人にはおすすめです。
金属系サイディング
金属系サイディングは金属が素材の外壁材で、建物への負担が少なく耐震性に優れた特徴を持っています。
メンテナンス周期が10~15年と長く、外装のリフォームで採用されることの多い外壁材です。
金属系サイディングはメタリックでスタイリッシュな印象を与える目的で使用できるだけでなく、他の外壁材より耐久性が高いという特徴があります。
そのため、建物に安全性を一番に求めている人やデザインに独自のこだわりがある人におすすめの外壁材です。
メンテナンス周期が10~15年と長く、外装のリフォームで採用されることの多い外壁材です。
金属系サイディングはメタリックでスタイリッシュな印象を与える目的で使用できるだけでなく、他の外壁材より耐久性が高いという特徴があります。
そのため、建物に安全性を一番に求めている人やデザインに独自のこだわりがある人におすすめの外壁材です。
木質系サイディング
木質系サイディングは木ならではの雰囲気を出せる点が魅力的な外壁材です。
メンテナンス周期は10年と長いですが、経年劣化や雨水による腐食が生じメンテナンスの周期が早くなる可能性がある点がデメリットです。
消防法の観点から、防火性能に不備があると判断されると使用できないこともあります。
メンテナンス周期は10年と長いですが、経年劣化や雨水による腐食が生じメンテナンスの周期が早くなる可能性がある点がデメリットです。
消防法の観点から、防火性能に不備があると判断されると使用できないこともあります。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングはシーリング材を使用していないので、「シーリングに関するメンテナンスが不要」という特徴を持つ外壁材です。
メンテナンス周期が10~20年なのに加えて、耐久性が高く外壁材に色が練り込んであるので塗装がはげることがない点も魅力です。
ただし日本では普及していないので、色やバリエーションの幅が少なく施工できる業者が限られています。
メンテナンス周期が10~20年なのに加えて、耐久性が高く外壁材に色が練り込んであるので塗装がはげることがない点も魅力です。
ただし日本では普及していないので、色やバリエーションの幅が少なく施工できる業者が限られています。
モルタル
モルタルはメンテナンス周期が5~10年であり、砂とセグメントが原料の外壁材です。
モルタルは現場で職人が施工するため細かい好みを反映することが可能です。
シーリングを使用していないため、シーリング補修が必要ないといったメリットがあります。
ただし他の外壁材と異なり、モルタルは職人の技術力によって完成度が大きく変化します。
モルタルを選ぶ際には業者が対応しているか、過去に施工した経験があるかなど対応できる技術力を確認する必要があります。
モルタルは現場で職人が施工するため細かい好みを反映することが可能です。
シーリングを使用していないため、シーリング補修が必要ないといったメリットがあります。
ただし他の外壁材と異なり、モルタルは職人の技術力によって完成度が大きく変化します。
モルタルを選ぶ際には業者が対応しているか、過去に施工した経験があるかなど対応できる技術力を確認する必要があります。
ALCボード
ALCボードはメンテナンス周期が10~15年のケイ石やセメントなどが原料の外壁材のことです。
耐熱性や防火性、遮音性に優れていて水に浮くほど軽いため建物に負担を与えない、というメリットがあります。
ただしALCボードは湿気に弱く吸水性が高いため、内部から破損していく可能性がある点がデメリットです。
雨が多く湿度が高くなる梅雨の時期には劣化や破損していないか注意深く確認することが大切です。
耐熱性や防火性、遮音性に優れていて水に浮くほど軽いため建物に負担を与えない、というメリットがあります。
ただしALCボードは湿気に弱く吸水性が高いため、内部から破損していく可能性がある点がデメリットです。
雨が多く湿度が高くなる梅雨の時期には劣化や破損していないか注意深く確認することが大切です。
タイル
タイルはメンテナンス周期が10~20年で、土や石で作られた外壁材のことです。
キズがつきにくいため経年劣化や変質がほとんどないだけでなく、汚れや雨の影響を受けにくいメリットがあります。
ただし、他の外壁材と比べて価格は倍以上です。
家の大きさや外壁の施工の仕方によっては、他の外壁材の方がお得になる可能性があります。
自分が実現したい理想にタイルが必要かを専門業者と相談し、適切な判断をすることが大切です。
キズがつきにくいため経年劣化や変質がほとんどないだけでなく、汚れや雨の影響を受けにくいメリットがあります。
ただし、他の外壁材と比べて価格は倍以上です。
家の大きさや外壁の施工の仕方によっては、他の外壁材の方がお得になる可能性があります。
自分が実現したい理想にタイルが必要かを専門業者と相談し、適切な判断をすることが大切です。
外壁材の種類を選ぶ際のポイント

・外壁材の特徴を考慮する
・周囲の街並みに合わせる
・メンテナンスにかかる手間を考える
・予算に応じた外壁材を選ぶ
これから外壁材を選ぼうとしている人はぜひ参考にしてください。
外壁材の特徴を考慮する
外壁材を選ぶ際のポイントは各建材の特徴を考慮することです。
例えば、窯業系サイディングは住宅に使われているシェア率が78.4%と非常に高いシェアを誇っているため、市場に多く出回っており色や柄が豊富にあるといった特徴があります。
窯業系サイディング以外にも耐震性や耐久性が非常に優れている金属系サイディングなど、それぞれメリットやデメリットが異なります。
そのため、外壁材を選ぶ際には自分が求めているものに適した外壁材を選ぶことが非常に大切です。
例えば、窯業系サイディングは住宅に使われているシェア率が78.4%と非常に高いシェアを誇っているため、市場に多く出回っており色や柄が豊富にあるといった特徴があります。
窯業系サイディング以外にも耐震性や耐久性が非常に優れている金属系サイディングなど、それぞれメリットやデメリットが異なります。
そのため、外壁材を選ぶ際には自分が求めているものに適した外壁材を選ぶことが非常に大切です。
周囲の街並みに合わせる
周囲の街並みに合わせて外壁材を選びましょう。
過度に目立ち過ぎると近隣から悪印象を抱かれたり、最悪の場合トラブルに発展したりする可能性も考えられます。
施工後に後悔をして塗装などでの対応を試みても余分な費用がかかるので、外壁材を選ぶ時から専門業者と念入りに話し合いをしておくことが非常に重要です。
過度に目立ち過ぎると近隣から悪印象を抱かれたり、最悪の場合トラブルに発展したりする可能性も考えられます。
施工後に後悔をして塗装などでの対応を試みても余分な費用がかかるので、外壁材を選ぶ時から専門業者と念入りに話し合いをしておくことが非常に重要です。
メンテナンスにかかる手間を考える
メンテナンスの手間を考えることが、外壁材を選ぶ際に気を付けるべきポイントです。
外壁材は種類によってメンテナンス周期が異なります。
例えば窯業系サイディングは7~10年に対して、タイルは10~20年と倍以上の差があります。
外壁材を見た目の好みやデザインの良さなどで選んでしまうと、仮にメンテナンス周期が短かった場合、定期的な補修が必要です。
メンテナンスには費用が発生するので、見栄えだけでなく性能面など様々な観点から見て判断することが非常に大切です。
外壁材は種類によってメンテナンス周期が異なります。
例えば窯業系サイディングは7~10年に対して、タイルは10~20年と倍以上の差があります。
外壁材を見た目の好みやデザインの良さなどで選んでしまうと、仮にメンテナンス周期が短かった場合、定期的な補修が必要です。
メンテナンスには費用が発生するので、見栄えだけでなく性能面など様々な観点から見て判断することが非常に大切です。
予算に応じた外壁材を選ぶ
外壁材を選ぶ時の最後のポイントは、予算に応じた素材を選ぶことです。
外壁材は価格に大きな差があり、特にタイルは他の素材と比べて倍以上のコストがかかります。
さらに家を大きくしようとすれば、外壁材も多く必要になるため予算以上の資金が必要です。
家を建てるだけでなく、人によっては家具や引っ越し代など多額の資金が発生することもあります。
したがって性能や見た目だけでなく選ぶのではなく、予算の範囲内で選べる外壁材に絞ってから、こだわりに合った素材を選択することが大切です。
外壁材は価格に大きな差があり、特にタイルは他の素材と比べて倍以上のコストがかかります。
さらに家を大きくしようとすれば、外壁材も多く必要になるため予算以上の資金が必要です。
家を建てるだけでなく、人によっては家具や引っ越し代など多額の資金が発生することもあります。
したがって性能や見た目だけでなく選ぶのではなく、予算の範囲内で選べる外壁材に絞ってから、こだわりに合った素材を選択することが大切です。
外壁材は様々な種類があるが施工は専門業者に依頼しよう

外壁材は全部で7種類あり、それぞれ価格も性能も異なります。
そのため、自分が考えているデザインや住宅に求めていることから逆算して選択することが大切です。
外壁材選びで失敗すると素材によっては汚れが目立つなど様々なデメリットがあります。
外壁材を選ぶ際には、専門業者と相談して失敗しにくい選択をするのがおすすめです。
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