外壁塗装にかかる期間を徹底解説!期間が延びる原因や対処方法も紹介
![施工事例](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/ブログ2-e1692275771935.jpg)
「外壁塗装の期間が延びることはある?」
「塗装期間が延長されないための対策を知りたい」
外壁塗装を検討している中で、このように感じている方もいるのではないでしょうか。
外壁塗装中は日常生活が不便になることもあり、施工にかかる期間は事前に把握しておきたいポイントです。
本記事では、以下の内容について詳しく解説いたします。
・外壁塗装にかかる期間
・期間が延びてしまう原因と対処方法
・手抜き工事を見極めるポイント
外壁塗装にかかる期間が把握できれば「施工はいつ終わるのだろう?」という不安が解消されます。
ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装の全工程にかかる期間
![image4](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image4.jpg)
外壁に加えて屋根塗装もおこなう場合は、10〜14日が目安です。
これらの日数はあくまで目安のため、家の大きさや外壁材の劣化具合によって前後します。
「そんなに日数がかかるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、外壁塗装を高品質に仕上げるためにはさまざまな工程を確実に施工する必要があります。
工程を省略することで想定されるリスクは以下の通りです。
【工程の省略により懸念されるリスク】
・近隣住民へのあいさつを怠りトラブルが発生する
・養生不足で周囲に塗料が飛散する
・下塗りが不十分で塗料が剥がれてしまう
・中塗りの省略により塗装にムラが出て美観が悪くなる
外壁塗装は、各工程を確実に施工することが大切だと理解しておきましょう。
外壁塗装における工程ごとの内容と期間
![施行事例](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image5-1-e1692283653658.jpg)
【外壁塗装の各工程と期間】
・事前準備、近隣住民へのあいさつ(期間1日)
・足場組立(期間1日)
・高圧洗浄(期間半日~1日)
・下地処理とコーキング補修(期間1日〜)
・養生(期間1日)
・下塗り(期間1日)
・中塗り(期間1日)
・上塗り(期間1日)
・完了検査(期間1日)
・足場撤去、片付け(期間1日)
それぞれを詳しく解説していきます。
事前準備・近隣住民へのあいさつ(期間1日)
塗装工事が始まると、騒音や振動、塗料の臭いなどで近隣住民の生活に影響を与える可能性があります。
近隣トラブルを防ぐためにも、近隣住民へ事前のあいさつをおこない「施工内容」や「養生の方法」などについて丁寧に説明を受けておきましょう。
近隣住民へのあいさつは、1日以内に完了します。
あいさつは施工業者のスタッフがおこなってくれることが多い印象です。
業者に任せきりにせず、施主自身も一緒にあいさつに伺うことで誠意が伝わりやすくなるでしょう。
近隣トラブルを防ぐためにも、近隣住民へ事前のあいさつをおこない「施工内容」や「養生の方法」などについて丁寧に説明を受けておきましょう。
近隣住民へのあいさつは、1日以内に完了します。
あいさつは施工業者のスタッフがおこなってくれることが多い印象です。
業者に任せきりにせず、施主自身も一緒にあいさつに伺うことで誠意が伝わりやすくなるでしょう。
足場組立(期間1日)
外壁塗装は高所で作業をするため、足場を設置する必要があります。
足場組立は基本的に1日で終わります。
注意すべき点としては、足場組立の際は騒音が発生することです。
「どの程度の音がするか」「作業する時間帯はいつか」などを事前に確認しておきましょう。
足場組立は基本的に1日で終わります。
注意すべき点としては、足場組立の際は騒音が発生することです。
「どの程度の音がするか」「作業する時間帯はいつか」などを事前に確認しておきましょう。
高圧洗浄(期間半日~1日)
外壁が汚れたままだと塗装工程に影響を及ぼすため、高圧洗浄機できれいにします。
半日〜1日かけて洗浄をおこない、その後の乾燥でさらに1〜2日を要します。
外壁の汚れがひどい場合や、外壁材が特殊で手作業による洗浄が必要な場合は期間が延びるかもしれません。
洗浄が不十分だと、塗料の付きが不均一になってしまうため重要な工程です。
半日〜1日かけて洗浄をおこない、その後の乾燥でさらに1〜2日を要します。
外壁の汚れがひどい場合や、外壁材が特殊で手作業による洗浄が必要な場合は期間が延びるかもしれません。
洗浄が不十分だと、塗料の付きが不均一になってしまうため重要な工程です。
下地処理とコーキング補修(期間1日~)
外壁の下地には、ひび割れやコーキングの劣化が発生している恐れがあります。
そのため、塗装前に「下地処理」と「コーキング補修」を実施します。
コーキングは、窓の周囲や壁のつなぎ目から雨水が浸入しないように隙間を埋める樹脂製の充填剤です。
外壁の劣化状態によって、処理にかかる期間が異なります。
劣化が軽度であれば下地処理は1日で終わりますが、劣化がひどいと補修のために2〜3日かかることもあります。
下地処理とコーキング補修が不十分だと、塗装が剥がれやすくなり家の耐久性にも悪影響を与えかねません。
そのため、塗装前に「下地処理」と「コーキング補修」を実施します。
コーキングは、窓の周囲や壁のつなぎ目から雨水が浸入しないように隙間を埋める樹脂製の充填剤です。
外壁の劣化状態によって、処理にかかる期間が異なります。
劣化が軽度であれば下地処理は1日で終わりますが、劣化がひどいと補修のために2〜3日かかることもあります。
下地処理とコーキング補修が不十分だと、塗装が剥がれやすくなり家の耐久性にも悪影響を与えかねません。
養生(期間1日)
塗装中に塗料が飛散することを防ぐために、塗装をしない面は「マスキングテープ」や「養生用のビニールシート」で覆います。
塗料などが近隣に飛散しないように、家の周囲にも飛散防止用のネットを張ります。
養生は、1日以内に終わることがほとんどです。
塗料などが近隣に飛散しないように、家の周囲にも飛散防止用のネットを張ります。
養生は、1日以内に終わることがほとんどです。
下塗り(期間1日)
外壁を塗装していく工程では「下塗り」「中塗り」「上塗り」と塗料を3回塗り重ねることが基本です。
それぞれの工程で1日ずつかかるため、塗装工程では合計で3日間かかります。
下塗りは、外壁材と塗料の密着性を高めることが目的です。
外壁の状態に応じて、使用する下塗り塗料を選定します。
施工会社の方針や使用する塗料によって、塗り重ねの回数が異なるため必要な日数も変わってきます。
それぞれの工程で1日ずつかかるため、塗装工程では合計で3日間かかります。
下塗りは、外壁材と塗料の密着性を高めることが目的です。
外壁の状態に応じて、使用する下塗り塗料を選定します。
施工会社の方針や使用する塗料によって、塗り重ねの回数が異なるため必要な日数も変わってきます。
中塗り(期間1日)
外壁をムラなく均一に塗装するためには、中塗りの工程が重要です。
中塗りをせずに、上塗り1回だけの施工だと仕上がりにムラが出てしまいます。
なお、中塗りは手抜き工事で省かれる可能性があるので注意が必要です。
中塗りをせずに、上塗り1回だけの施工だと仕上がりにムラが出てしまいます。
なお、中塗りは手抜き工事で省かれる可能性があるので注意が必要です。
上塗り(期間1日)
中塗り後に塗料をしっかり乾燥させてから、仕上げの上塗りを施工していきます。
上塗りの目的は、中塗りの際に残ったムラを平滑にすることと塗膜に厚みを持たせることです。
上塗りを丁寧に施工できれば、美観と耐久性を兼ね備えた外壁になるでしょう。
上塗りの目的は、中塗りの際に残ったムラを平滑にすることと塗膜に厚みを持たせることです。
上塗りを丁寧に施工できれば、美観と耐久性を兼ね備えた外壁になるでしょう。
完了検査(期間1日)
塗装が完了したら、完了点検をおこないます。
施主が立ち合って「全体の仕上がり」や「塗り残しの有無」「周囲への飛散の有無」などを確認していきます。
完了検査は1日以内に終わりますが、検査結果で不備がみつかると手直しのため施工期間が延びることを理解しておきましょう。
施主が立ち合って「全体の仕上がり」や「塗り残しの有無」「周囲への飛散の有無」などを確認していきます。
完了検査は1日以内に終わりますが、検査結果で不備がみつかると手直しのため施工期間が延びることを理解しておきましょう。
足場撤去、片付け(期間1日)
点検にて問題がなければ、足場を撤去します。
足場撤去と後片付けは1日で完了します。
足場撤去と後片付けは1日で完了します。
外壁塗装の期間が延びてしまう原因と対処方法
![施行前](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image9-e1692276324101.jpg)
・梅雨や台風のシーズンに施工を依頼している
・日照時間が短い季節に施工を依頼している
・外壁が劣化や損傷が進行している
・乾燥に時間がかかる塗料を使用している
それぞれの原因とあわせて対処方法も解説していきます。
梅雨や台風のシーズンに施工を依頼している
雨や強風により、作業ができない日があると施工期間が延びます。
期間を少しでも短くしたい方は、梅雨や台風のシーズンである6〜10月は避けた方が無難でしょう。
期間を少しでも短くしたい方は、梅雨や台風のシーズンである6〜10月は避けた方が無難でしょう。
日照時間が短い冬に施工を依頼している
冬は日照時間が短いため、作業時間も短くなりがちです。
気温が低いため、塗料の乾燥にも時間がかかります。
積雪地域では、雪の影響で作業ができない日が発生して期間が延びやすいです。
気温が低いため、塗料の乾燥にも時間がかかります。
積雪地域では、雪の影響で作業ができない日が発生して期間が延びやすいです。
外壁の劣化や損傷が進行している
経年劣化や損傷が激しいと下地処理に手間がかかるため、施工期間が延びます。
劣化や損傷を放置したまま塗装を実施すると、仕上がりに悪影響を及ぼすため注意しましょう。
劣化や損傷を放置したまま塗装を実施すると、仕上がりに悪影響を及ぼすため注意しましょう。
乾燥に時間がかかる塗料を使用している
選定する塗料の種類や製品によって、必要な乾燥時間が異なります。
塗料メーカーが推奨する乾燥時間を厳守して、塗料をしっかり乾燥させることで本来の性能が発揮されます。
塗料メーカーが推奨する乾燥時間を厳守して、塗料をしっかり乾燥させることで本来の性能が発揮されます。
外壁塗装の期間から手抜き工事を見極めるポイント
![施行事例](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image3-e1692276129485.jpg)
施工期間を大幅に短縮することは難しいものです。
そのため、施工期間が短すぎる場合は手抜き工事を疑うべきでしょう。
「工程表」や「塗料の乾燥時間」などを事前に確認しておくことが大切です。
外壁塗装の期間を把握したうえで施工を依頼しよう
![image](https://tosouyasan.net/wp-content/uploads/image5-e1692275915438.jpg)
・外壁塗装の施工にかかる期間
・期間が延びてしまう原因と対処方法
・手抜き工事を見分けるポイント
外壁塗装にかかる期間があらかじめ把握できれば、工事の進捗状況が把握しやすくなり、不安を抱えることがなくなります。
さらに手抜き工事をするような悪徳業者を見抜きやすくなるはずです。
外壁塗装の期間は家の大きさや状況、塗料の種類などによって異なります。
本記事を参考にして、信頼できる業者に外壁塗装の施工を依頼しましょう。
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